遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

ブリーベリーが豊作です

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実家に5年ほど前に植えたブルーベリー、今年は豊作です。

木の高さは1mにも満たない小さなものが2本で、実家にはだれも住んでいませんのでほぼ放置状態です。今年は7月に雨が多かったせいか、例年の2倍くらいの実がなりました。

上の画像は1回分の収穫量です。ガラスの器の内径が10㎝ちょうどですので、1つの実の直径は平均で1㎝以上はあります。

丁寧に育てればもう少し大きくておいしい実がたくさんなってくれるのでしょうが、水やりもままならない状態で育てています。

ブルーベリーの品種には2つの系統、「ハイブッシュ」と「ラビットアイ」の系統があり、結実させるには同じ系統の異なる品種の木を植えるのが常道とされています。

実家に植えたのは「ハイブッシュ」系のうち、暑さに強い「サザンハイブッシュ」系の「ミスティ」と「オニール」という品種で、世話はできていないものの、同系統の異なる品種を2本という最低限の原則を守って植樹しました。

また、ブルーベリーは酸性の用土で育てることが重要で、酸性用土ピートモスをたっぷり混ぜ込んだ土で育てています。

15年位前、長野のどこかで立ち寄った道の駅(ドライブインだったかも)で買って食べた完熟ブルーベリーがおいしくて、それが自宅で育てはじめたきっかけでした。

長野で食べたものにはあまり近づけていませんが、長野のような涼しいところが育てやすくて美味しいものが穫れるのかなと思っています。

それから、実が終わって秋が深くなるとブルーベリーはきれいに紅葉します。下の画像は自宅のブルーベリー(品種は不明)の紅葉です。

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ブルーベリーの2つの系統の特徴

ハイブッシュ系の特徴
・寒冷地での栽培に適している
・土質を選ぶが味は良質
・ラビットアイ系よりも酸味と甘みのバランスが取れている
・収穫時期は6~7月
・厳密にはノーザンハイブッシュ系(寒冷地向き)と、サザンハイブッシュ系(やや暖地向き)に分かれる

ラビットアイ系の特徴
・暖地での栽培に適している
・丈夫で育てやすいが味はやや劣る
・ハイブッシュ系よりも酸味が少ない
・収穫時期は7~8月

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