遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

防災のためのハードインフラの整備点検をただちに実施せよ

f:id:toship-asobi:20210706115610j:plain

熱海で起きた土石流、被害に遭われた方にお見舞いを申し上げたい。まだ安否確認ができない方もおられるようで、心を痛めている。

あの土石流は「盛り土が原因かもしれない」というニュースを聞き、嗚呼また人災かという思いがよぎった。

その後のニュースは、土石流の起点には大量の盛り土があったと伝えている。



このニュースを見ると、地元の人たちは「いつか事故が起こる」と思っていたようだ。神奈川ナンバーのダンプカーが泥のような黒土を山頂に運んでいたそうで、熱海市もそのことを知らなかったわけではないようだ。山頂は残土の捨て場だったのだろうか。

この現場付近の開発業者をTBSのスタッフが訪問したら、その事務所は以前から使われている様子がなく抜け殻のようになっていて、これまでにいろんな事件や不祥事で見てきたドラマのような光景だった。

冒頭の画像の右側、山の頂上付近には大規模な太陽光発電施設(メガソーラー)がある。災害との因果関係はまだ不明だが、人に命を軽んじた自然破壊をして金儲けをしようとする不届きものは断固糾弾されるべきだろう。

千葉県で通学途中の子どもたちの痛ましい事故が起きた件で、菅首相から全国の通学路の安全について点検せよとのお達しが出たが、次は全国の盛り土を点検せよだ。言うだけなら簡単なのですぐに点検するべきだ。自治体は危ないところを実は知っていて、知らないのは住民だけなのだから。

住民はハザードマップも知らないし、自分の住む地域の危険度もよく知らないけど、少なくとも「住民が避難場所にはすぐ行ける」ような気風をつくるべきだろう。ためらったり恥ずかしがったりする前に、速やかに行動できるような気風はどうしたら作れるのか自治体はよく考えてほしい。避難場所は、せめてパーティションを設置するなどの快適さも考慮に入れるべきだ。

それと並行して、防災のためのハードインフラの整備点検を実施して「安心安全な暮らし」ができるよう充実してほしい。辺野古やリニアや中抜き企業やカジノに税金を注ぎ込んでる場合ではないのだ。