遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

めざせ健康大国ニッポン!厚労省は解体して再構築せよ

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コロナのワクチン接種の予約ができない状態が続いている我が自治体ですが、私が望んでいた通り、「あなたは〇月〇日(指定日)に、〇〇の接種会場に来てください」方式に急遽変更になりました。また、「かかりつけ医の個別接種も可能ですので、個別に相談してください」とのことでした。

この「かかりつけ医」と言うのがいつもよく分からないので調べてみたら、
《「かかりつけ医」とは(定義)
なんでも相談できる上、最新の医療情報を熟知して、必要な時には専門医、専門医療機関を紹介でき、身近で頼りになる地域医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師。》
と、日本医師会のホームページにありました。

ワクチン個別接種について、いつもお世話になっている病院を調べてみたら、自宅から最も近い病院は個別接種はやっていなくて、2番目に近い病院はまもなく個別接種を始めると、ありがたいお知らせがありました。

ところが、その条件が「65歳以上で接種券のある方」でかつ「定期通院されている基礎疾患を有する患者さま」とあり、私は基礎疾患がないので後者の条件に当てはまらず個別接種を断念し集団接種のお知らせを待つ集団に属することになりました。

現在の私は取り立てて基礎疾患がなく、病院通いは3か月に1度の歯科の定期検診だけなので、「かかりつけ医」は存在しないことになります。しかし、年一回の定期検診時にお世話になる父親も世話になっていた、自宅に最も近い病院のN先生が、しいて言えば「かかりつけ医」に近い存在かもしれません。

それにしても、この1年の医療現場の混乱ぶりは大変なことで、その原因のほぼすべてが厚生労働省にあると言えましょう。

1年前には、著名人でコロナに感染した人たちは「アビガン」で助かったと退院後メディアで語っていて、これはすぐに認可されると思っていたら今になっても不認可のままで、大阪のホテルで隔離入院している人たちは、何の薬も処方されず家族の差し入れによるづ通訳や解熱剤で急場をしのいでいるそうです。

その一方で、「アビガン」はタイに大量に輸出されているそうで、何でそうなるの?とため息しか出ない日本の医療であります。

ひと昔前まで、先進医療を求めるアジアの人たちは、日本で健康診断を受けたり手術や病気治療をしていたことを思うと、隔世の感があります。

ということで、少子高齢化社会の日本は、今後10年をめどに医師や看護師をもっと増やしていく必要がありますが、その前に厚労省の役人を2倍くらいにして、かられの考え方を一新する必要があります。必要なら元の「厚生省」「労働省」に戻るべきだとも思います。2つの省の統合と人員削減で無能集団になってしまいましたから、実に不健康な行政のおかげで日本国民は健康を失っていくという、悲惨な状況におかれ続けている今日この頃であります。めざせ健康大国ニッポン!