遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

日本でインド変異株による医療崩壊が起こる前に

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インド国内はコロナ変異株が猛威
4月26日
コロナの1日の感染者数が35万人超え、死者が過去最多の2800人。4月初旬から約5~6倍の爆発的な増加。
累計の感染者数は約1700万人、死者数も約20万人。

digital.asahi.com

現在日本国内で確認されているインドの二重変異株は21例だが、インドから日本への入国審査が緩いので、陰性のまま検疫を通過している「隠れ陽性」のインドの来訪者による感染拡大が危ぶまれている。

想定できることは、成田空港と関西空港を経由してインドの変異株が国内に流入することで、すでに今感染者が拡大している東京と大阪のウィルスは新しい要素を持っていて、インドのような医療崩壊が危ぶまれる。

政権政府はそりゃあアホだが、もうそんなことをいまさら言っても始まらないところまで来ている。大きくなりつつある火事の延焼を防ぎ、そのあと鎮火させなければならない。

オリンピックは開催不可能だということはもはや確定的だが、そのことは丸川五輪相と小池都知事の「幕末太陽傳」の左幸子南田洋子のような大立ち回りに譲るとして、この際すべてのことをストップして、五輪・ワクチン接種・国会審議・緊急財政出動衆院選・総裁選などはいったん横に置いといて、国を挙げてコロナ対策に知性と力を注ぐべきだ。

4月29日から5月11日までのゴールデンウィーク・プラス数日の約2週間を、とりあえずの短期間のロックダウンにすべきだ。どうせ休みなのだからちょうどいいではないか。それに、どうせワクチンは入荷数が少ないので、優先度が高い医療崩壊を何とか最小限の被害に食い止める方策を考えるべき。

その間に、首都圏と関西圏について重症患者用ベッドを増やしたり全国の医療関係者を集積させたりすべきだろう。

ということで、素人の私でも何かの手立てを考えることができるので、こういう時こそ国のリーダーやその周辺が「縦割り」でガンガン決めるべきだ。いまやクーデターが起きても仕方のないレベルの状況だ。あちこちにお伺いを立てれば早晩ミニ「インド」のようになるので、首相は全権を田村厚労相と西村担当相と分科会と厚労省がに委任して対策させればいい。(彼らだけでは無理かなあ。)

まさか、君たちにゴールデンウィークなどないだろうから、今までの失敗・失政・失態はいったんなかったことにして、緊急で医療崩壊防止タスクチームとして動き出すべきだ!急げ!