衆院内閣委員会(3月31日)での後藤祐一(立憲民主党)と菅総理のやり取り。
後藤「国会議員の通話やメールや位置情報の情報収集をやっていませんよね?」
菅首相「適法のものについては適切に情報収集している」
後藤「やっているんですか!?」
やっているようですね、これ。こんなにはっきり否定しない総理って、官僚に言わされているだけの単なる「スピーカー」なのだ。
以前、前川喜平文部科学省事務次官が出会い系バー通いをしていて、それをネタにおとなしくせよと当時の官邸に釘を刺されたことがあったが、前川さんはそれに従うどころか、そのことを国会で暴露までしてしまった。あれも裏で公安警察や内調(内閣情報調査室)動いていたとされる。
いまや、文春と内調の動きに戦々恐々とする面々がいるとかいないとか。
政府はデジタル庁を創設して、マイナンバーをキーにしてさまざまなデータを紐づけして国民を操り人形に仕立て上げようとしているようだ。
河野太郎は、いまごろ、ハンコを廃止しよう、FAXも廃止しようなどと言っているが、日本はせいぜいその程度のアナログ社会だからデジタル庁ができても、この国の頓馬さではディストピア国家にはならないからあまり怖くない。
怖くはないけど金食い虫だから、それはそれで由々しき問題で、また5000億もの税金をどぶに捨てることになりそうだ。
それにしても、総理総裁が無能で何も分かっちゃいないと知ると、自民党も官僚もとことんその無能な人物を利用して矢面に立たせて単なるスピーカーとして利用して乱暴狼藉を働くこと、はなはだしい。
その利用のされ方は、菅に至っては目を覆いたくなるほどのひどいもの。身から出た錆とはいえ、深い意味も分からずに用意された原稿をたどたどしく読み上げるだけなのだ。冒頭の3/31の内閣委員会の後藤祐一と菅義偉のやり取りが、そのことを物語っている。
「馬鹿がトップにいるとやりやすい」と、自民党の領袖や高級官僚は思っているのではないだろうか。それくらいの理由でもなければ、この国のしっちゃかめっちゃかを説明できないのである。
それとももうじき巨大隕石がぶつかって地球が消滅することを国のトップは知っているのだろうか。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/98124
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https://www.jiji.com/jc/article?k=2021041401088&g=pol
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