遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

「文春砲」などのスクープに追随し野党は決起せよ!

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今週発売の「週刊文春」に掲載された記事について事実に反するとして、五輪組織委員会は今週号の「発売中止、回収」を要求した。

組織委員会の要求は以下の3点。

1.本件記事が掲載されている週刊文春4月8日号を直ちに回収し、今後の販売を中止すること
2. 本件ネット記事を直ちに削除すること
3. 保有している内部資料を直ちに廃棄し、今後、その内容を一切公表しないこと

文春側はそれを拒否した。アッパレ!

bunshun.jp

組織委員会が対象としているのは、週刊文春」4月8日号の記事「白鵬海老蔵、後援者...森・菅・小池の五輪開会式“口利きリスト”」(本件記事)、及び3月31日に文春オンラインに「スクープ速報」として配信した「『AKIRA』主人公のバイクが...渡辺直美も絶賛した「MIKIKO チーム開会式案」の全貌」(本件ネット記事)の2つです。

bunshun.jp

組織委員会幹部によると、MIKIKO氏の開会式案について「IOC側は『よくここまで準備してくれた』と大喜びでした。コロナに関するメッセージを盛り込む必要はあるが、現状の企画書に手を加えれば大丈夫。殆どの関係者がそう考えていました」、だったという。

昨今のメディア報道の中で、政治的社会的に最も影響力のあるのが「週刊文春」記事「文春砲」だ。

彼らは社会を転覆しようなどとは考えていなくて、単に「真実」を追い求めているだけなのだ。その真相記事が単に販売部数を増やしているのだ。

いたるところに取材班をはなって真実を追い求めているのだろう。取材班と言ってもせいぜい二人くらいのチームなのだろうが、彼らの夜討ち朝駆けで「文春砲」が成り立っている。

いまや彼らの奮闘がなければ、真実は闇に葬りさられることになってしまう。文春をはじめとする数少ないメディア(毎日新聞東京新聞など)や個人の撮影映像・録音スクープ以外に、正義を求めるところはなくなってしまった感がある。

ということで、五輪の巨額な予算に群がる電通パソナやそれらにつながる幽霊企業を徹底的にあぶり出す必要があるだろう。

せめて政権野党(立憲・共産・国民・社民・れいわ)は、五輪に限らずあらゆるスクープを追及し糺して悪を排除してもらいたと切に願う。スクープの追随でも十分だ。

とりあえずはもっとヒステリックに騒いで国民の関心を集めてもらいたい。メディアはほとんど君たちに取材に来ないだろうから、SNSYouTubeなどで徹底的に数多く発信されたい。

そして問題点と解決策をごく短時間でわかりやすく(←これ大事!)説明し、「この問題の解決は私たちに任せてください」と決意表明してもらいた。

これらが最も求められる君たちの政治運動だ。悠長な自家製のYouTubeや国対のぶら下がりなんて誰も見ていないから、よろしくお願いしたい。