遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

追悼・永遠のチック・コリア

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ジャズピアニストのチック・コリアさんが先日亡くなられた。謹んでご冥福をお祈りする。 合掌

1972年にリリースされたベストセラー「リターン・トゥ・フォーエヴァー」が、私のチック・コリアとのかかわりの始まり。彼の亡くなったニュースを目にして、その日は久しぶりにこのアルバムを聴いた。

2014年には、大阪での彼のコンサートも聴きに行った。

70歳代の彼のコンサートはアコースティックな、こんな感じだった。↓


私が行ったコンサートも、ヴィブラフォンゲイリー・バートンとの共演だった。
チックは、いつも穏やかな表情でフレンドリーな雰囲気を絶やさない人格者だったと思う。音楽もそれと同じで、いつも清潔感のあるスマートでカッコいい演奏だった。

 

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上の画像は、私が持っているチック・コリアの関わったアルバムジャケット。

チャンスがあればどれかをお聴きになっていただきたいと思うが、左端のアルバムを縦方向にお聴きになれば、彼の音楽の感じがつかめるかと存じます。

画像・左上から右へ

リターン・トゥ・フォーエヴァー(1972)」

ライト・アズ・ア・フェザー(1972)」

クリスタル・サイレンス(1972)」(ゲイリーとの共作)

2段目左から

ナウ・ヒー・シングス・ナウ・ヒー・ソブス(1968)」

イン・ア・サイレント・ウェイ (1969)」(マイルス)

チック・コリア・ソロ Vol.1(1971)」

3段目左からすべてマイルスのリーダーアルバム

キリマンジャロの娘(1968)」

ビッチェズ・ブリュー(1969)」

オン・ザ・コーナー(1972)」