元アスリートの女性には立派な方が多いと思う。
さまざまなスポーツのTV中継などで、その元アスリートの方々の解説が素晴らしくて、皆さんシナリオがなくて自分の言葉で視聴者に分かりやすく伝えてくれる。
ゴルフの岡本綾子、柔道の山口香、フィギュアスケートの平松純子・八木沼純子、マラソンの増田明美・有森裕子、新体操の山崎浩子、テニスの沢松奈生子、バドミントンの小椋久美子などなど、そのほかすぐに名前が出て来ない各種スポーツの女性解説者(元解説者も有り)は、彼女たちの語りを聞いているだけで楽しくなってくる。スポーツ鑑賞になくてはならない存在だ。
自分の専門のスポーツだったら、そりゃ解説ぐらいできるだろうとお思いの方は考えを変えた方がいいだろう。首相(安倍や菅)だって自分の考えを、自分の言葉でしゃべれないのだから。(考えてないけど。)一般の方に、専門的なことを解りやすく楽しく聞かせることは、努力なしにはなかなかできないことなのだから。
このたび東京五輪組織委員会会長に就任した橋本聖子も元アスリートだから、サバサバしていて潔くて少なくとも自民党の他の議員よりはずっとマシ。
次の五輪担当大臣の丸川(元テレ朝アナウンサー)なんか、クズみたいな議員だからそれより橋本の方がずっとよかった。稲田朋美(弁護士)や猪口邦子(学者)や高市早苗(松下政経塾)、山東明子(女優)、杉田水脈(市役所職員)、今井絵理子(元スピード)などなど、この連中からは何も伝わらない。他の爺さんやオッサン議員と何ら変わらない。橋本聖子は、選択制夫婦別姓についても前向きだった。
ということで、橋本新会長におかれてましては、酒を飲み過ぎて失態を起こすことなく、森喜朗の影を排除しつつ、速やかに東京オリ・パラの開催中止を決める方向で、後始末と後片付けに邁進いただきたい。本当にご苦労なことだ。