東京オリパラ組織委員会の新しい会長に「必要な資質」について、武藤事務総長が語ったそうだ。
その資質とは
◆ダイバーシティー(多様性)
◆インクルージョン(一体性)
についての認識が非常に高い方なんだそうだが、要するに分け隔てなく一緒に仲良くやっていこうという資質のある方を望むそうなのだ。そんなこと言ったら自由民主党や日本会議や月刊hanada界隈から顰蹙を買うのではないのかな。大丈夫かな?
森や武藤が組織委員会に選ばれた時の望ましい素質とは大きく変わってきたということなのか?面白い。
12日の組織員会の記者会見で、武藤事務総長が席に着くときに椅子を引いていたのが女性だったのに私は違和感を覚えた。同じくその後の会長退任の記者会見でも、別の女性が森の座る椅子を引いてエスコートをしていた。
女性蔑視発言がもとでの森会長辞任についても弁明記者会見冒頭で、わざわざ女性に椅子を引いてもらわなくてもいいのにと思った。あの女性たちはどこのどういう役割の人たちなのかも、私には興味があった。
それはともかくも、次の会長の資質は武藤事務総長が語ったことのとおりで異論をはさむ余地はない。いまや、「男女平等・多様性・一体性ついて認識が非常に高い」ことはあらゆる組織のリーダーに求められる資質である。
ついでに言うと、次の衆議院選挙では、「男女平等・多様性・一体性」について認識が非常に高い候補者だけの立候補でお願いしたいと思う。これは、いま国会議員にも問われる最も基本的な資質で、年齢や世襲や多選を云々されるよりももっと重要な要素だと思う。国会議員の資質の一丁目一番地であろう。