遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

祝・藤井聡太3度目の優勝/第14回朝日杯将棋オープン戦

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藤井聡太二冠(王位・棋聖)が、11日の第14回朝日杯将棋オープン戦に優勝しました。

藤井二冠は、15歳(中学3年生)当時、初めて朝日杯に出場してシード権なしで第一次予選・第二次予選・本戦トーナメントを勝ち上がって、いきなり優勝しました。

翌年も連続優勝し、今年4回目の出場で朝日杯3度目の優勝を飾りました。おめでとう!アッパレ!

準決勝(vs渡辺明名人)、決勝(vs三浦弘行九段)は、藤井二冠が負けになった局面があったのですが、1分以内に指さなければならない「1分将棋」の状況になっていて、藤井二冠はともに逆転勝ちをしました。

コンピューターの勝利確率が、準決勝も決勝もいったんは一桁台に位下がったので、私は藤井君の負けを覚悟していたので、逆転劇には心が燃えました。「推し」に火をつけられて燃えてしまいそうでしたw。

藤井二冠は、今春高校を卒業して大学には進学せず将棋に専念するそうで、どこに住むのか気になっていたのですが、引き続き愛知県瀬戸市の実家を拠点にするそうです。

対局があるたびに大阪や東京に出かけていかなければならないのですが、電車に乗るのが好きな藤井君ですから、そんなに苦痛ではないように思います。

また、実家に居候していれば、食事や身の回りのことも現状のままですので、学業がなくなった分、より将棋に専念できるでしょう。さらに強い棋士になってほしいものです。

2021年も楽しい将棋シーズンになりそうで、幸せ気分であります。

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