感染症法改正に含まれていた、入院拒否患者に刑事罰を科すという刑事罰が撤回された。過料だけの罰となりその額も原案から減額された。
これ、あっさり方向転換されたのだが、もともと「それはやり過ぎだ」と思わせておいて、GoToトラベルなどの1兆円を含んだ21兆8353億円の第三次補正予算を通すことの方を優先したのかもしれない。
「刑事罰」は目くらましだった可能性があり、どうにもこの政権のやることはコソ泥や追いはぎ程度の頭からっぽの悪辣さだ。
そして、補正予算が通るや否や、自民党の職員全員がPCR検査を受けるというニュースが流れてきて、日本中が驚愕した。PCR検査など意味ない不必要だと政府自民党や厚労省の擁護をしていた識者や支持者やネトウヨたちが、このニュースに最も驚愕したのではないだろうか。
自民党職員のひとりがコロナ感染で入院したとたん、濃厚接触者がいないにもかかわらず党の職員の全員をPCR検査するのだそうだ。なぜ自民党だけが検査を受けられるのか、誰が国民の側に立って追及しているのか？
私がいつも見ている、YouTuberたちは直ちに厳しい批判動画を出しているが、マスメディアはどうなんだろう？野党は？
コロナに苛まれようとしてる人たちを、政権政府は徹底的に放置している。上級国民以外は、どうなってもいいと思っているのだ。
ワクチン接種がそのうち可能になるから、それまで一般国民のPCR検査はやらない、陽性でも無症状なら自宅待機させとけ！というのがお上の態度だ。
入院したくても隔離してほしくても、それが叶わずに亡くなっていく人たちも含めて、コロナ感染による死亡者は5600人を超えるところまで増えてきた。今年になって1か月で2000人以上も増加したのだ。（12月31日の死者3,491人→1月30日5,688人）
以前にも書いて繰り返しになるが、コロナによる5600人の犠牲者は日本の政権による人災だ！
