遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

「メルケル演説が示した知性と「ガースー」の知性の欠如」嗚呼

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GoToとレベルをやめることは絶対にないと言い切った菅首相は、その舌の根も乾かないうちに内閣の支持率の急落を見てか、一転してGoToの一時停止に踏み切った。

コロナの感染のことなど関係なしに、自身の内閣の支持率しか眼中にないのではないかというチキンぶりだ。

また、菅は5人以上で会食をしていたことが報じられて、SNSなどで批判が相次いでいることを察知して、官邸のエントランスで紙を読み上げて反省の弁とともにと記者団に頭を下げた。

その菅の反省の弁が「国民の誤解を招くという意味では真摯に反省している」というもので、意味不明の言葉だった。

「国民の誤解」って何だ?誰も誤解していない。5人以上の会食は誤解でなくて事実なのだから。

何がバカと言って、危機管理能力がゼロなところが救いがたいのだ。もし自分がコロナに感染したら、命にかかわることだし国のトップだという心構えが著しく欠落している。

コロナ対策会議をサボって芸者衆と飲食していた萩生田文科相や、政治資金パーティを開催していた渡嘉敷厚生労働委員会委員長(本人はコロナ感染で入院中でパーティーには欠席)など、無恥無知無能な菅内閣のバカ騒ぎぶりには目を覆いたくなる。

だからニュースウィークにこんな屈辱的な記事が載るのだ。

コロナが通り過ぎてから、たっぷり楽しめばいいのではないか。いまは我慢の時だ。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/12/post-95187_1.php
メルケル演説が示した知性と「ガースー」の知性の欠如


独 コロナで過去最多の死者590人、メルケル首相 感情あらわに危機訴える