遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

香港の民主主義が失われていき明日は我が身の日本かな

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12月3日が26歳の誕生日だった香港の活動家周庭(上の画像)のツイート。

Agnes Chow 周庭 @chowtingagnes
<<誕生日前の皆さんへの手紙>>
判決の日が近づくにつれ、私はかなり緊張し、怖くなっています。怖いのは、私は刑務所での生活に適応できるのかどうか、また、私の誕生日(判決の翌日)は塀の中で過ごすのではないかということです。
社会運動に参加できて光栄だと何度も言いました。今でも、この気持ちは変わっていません。あの時の社会運動に参加する勇気がなかったら、今の私はありません。恐怖が充満している現在の社会環境下で、これからの私たちにはもっと多くの苦痛と犠牲が待ち構えていることでしょう。

彼女は、12月2日に香港の裁判所から、去年の大規模な抗議デモに関連し、無許可の集会への参加をあおった罪などで、禁錮10か月を言い渡され、収監されることになった。

かつての日本のように多様性に富み幸せだった香港が、中国の傀儡というべき香港政府・司法から有罪判決を受けた。

周庭は独学で日本語をマスターし、Facebookでは「皆さんへの手紙」という形で、中国語と日本語で長いメッセージを書いている。
bit.ly/36zejFt

彼女は、日本好きな外国人や日本語を習得している外国人の多くがそうであるように、日本のポップカルチャーとアニメーションを愛好している。
周庭の好きな日本はその形を変えてきていて、まるで弾圧された香港のようになってきた。そのことについては彼女も心を痛めてくれているかもしれません。

安倍晋三が、東京地検特捜部から「桜を見る会」の件で任意聴取を受けるとNHKが報道した。安倍が有罪になって、それは自業自得で当然のことだと思うが、いまのスガ政権は、アホボン政権とは打って変わって「身内」でさえ容赦しないという風向きになって来たようにも思える。安倍は、こんなはずじゃなかったと思っているかもしれない。

菅政権が誕生した時、安倍政権より1ミリくらいはマシな菅政権と私は言ったが、それを撤回する。安倍や麻生の身内を潰すのはほんの序の口で、年金・医療・健康保険・農業・水道などのインフラ事業などを海外に売って日本を潰しかねない政権かもしれないのだ。

そのミニチュアモデルが、維新がはびこる「大阪」にあるように思う。

「明日は香港(我が身)」「いつまでもあると思うな民主主義と親と金」という声が聞こえてくるが、空耳かな? 

周庭のような考えを持つ日本の若者や心ある知識人や野党に頑張ってもらうしかない。