開票に時間がかかっていたアメリカ大統領選挙。ようやくバイデン候補に当確が出た。
バイデンは勝利宣言で、「私は約束します。分断させる大統領になりません。団結させる大統領になります」と述べたが、前途多難だろうがそれこそ大統領にふさわしい施政方針だ。
莫迦が、アメリカは内戦が起きると言っているようだが、なんならトランプの私兵となってご活躍を期待したいところだ。
そして、セカンド・レディとなったのが、カマラ・ハリスだ。
大統領の妻がファースト・レディなので、カマラ副大統領はセカンド・レディと呼ばれることになるようだが、当然に米国史上初めての女性の副大統領となる。
そして、カマラはアフリカ系アジア系の御仁である。これまた素晴らしい。
ちなみに、カマラ・ハリスの夫のダグラス・エムホフ(Douglas Emhoff)がアメリカで初の「セカンド・ジェントルマン(Second gentleman) になる。これまた、はじめてのことになる。
実際に、セカンド・レディやセカンド・ジェントルマンという言葉が使われるのかどうかは分からないが、いろいろ新しいことが起きてアメリカは楽しい国だ。
ところで、副大統領夫妻は夫婦別姓のようだが、これまた麗しい。エムホフ氏が史上初のファースト・ジェントルマンになる日も近いような気がする。
私が米国の新政権に期待するのは、とりあえず次の二つのこと。
新政権には、一刻も早い「コロナの鎮静化」と「地球温暖化阻止」への取り組みについてに世界のリーダーになってもらいたい。この二つのことはセットものだという認識が新政権にはあるはずだから、コロナは取り急ぎ、温暖化はできる限り早いうちに、なんとか世界各国が落ち着く方向へ力を発揮してもらいたいものだ。
資金が要るなら、GAFAやMSなどのアメリカの大富豪に貢献を促してほしい。
ということで、ならず者のようなトランプとそれを取り巻く胡散臭いトランプファミリーの顔を二度と見ることがない時代になって、嬉しいことこの上ない。