太平洋戦争で日本はアジアで加害者の立場だったことについて、こういうツイートがありました。
◆ささやかなささやき @mokchi2
知人(教員免許更新の講習を受けもっている大学教員)が、第二次大戦時の日本の加害についての話を入れると、ものすごく噛み付いてくる人が増えて困っていると言っていた。
講習に来るのは中学や高校の先生。
子どもにどんな話をしているのか…
この大戦時の日本の加害について「ものすごく噛み付いてくる人」は、ツイートにあるように現役の教師たちなのだが、育鵬社の教科書を使っているのだろうか。だったら噛みついてきてもうなずける。(うなずいちゃいけないのだが...)
しかし、最近ニュースで知ったのだが、いままで使用していた育鵬社の教科書の使用を続ける自治体が劇的に減少したそうだ。
今年度まで育鵬社教科書を使用してきた地区のうち横浜市や大阪市、松山市など多くの自治体が、今回は不採択だった。同教科書を採択した地区数は歴史が21から6に、公民は19から4に大きく減少。育鵬社版が占める割合は歴史教科書で約1%、公民教科書では0・5%以下にとどまる見通し。
要するに、育鵬社の教科書で教える教師は、せいぜい1%だということで、今後は教員免許更新の講習で日本の戦争加害について「噛みついてくる」教師も激減するということだ。
いやそういう問題ではなく、しっかりした教科書で教えたり学んだりできる教室が復活してきたというグッドニュースなのであった。
育鵬社以外の教科書も育鵬社の教科書のような紙クズのような教科書になったから採用されたのかもしれないが、とにかくクズ教科書の採用が1%以下になったことはうれしくてめでたい今日この頃なのであった。
いつまでも雨が降り続いているわけではない。