遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

1年越の自家製奈良漬、出来は70点!

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画像は私が漬けた「奈良漬」です。

「奈良漬」が大好物の私は、安い奈良漬けを手に入れて食べるために自分で漬けられないかと考えました。

ネットでレシピを幾通りか取得し、YouTube酒粕メーカーの動画で手順を確認し、やってみようと思いました。

ホームセンターで、プラスチック製の樽と重石と分厚いポリ袋を購入(全部で3000円くらいだったか)。

ネットで、白瓜4㎏、2580円(送料込)と奈良漬け用のペースト状の熟成酒粕4㎏、1900円(送料込)。

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白瓜を半分に切って塩漬け(重石はこの時に必要)して、いったん陰干しした後に、酒粕に漬けました。

ポリ袋に白瓜と酒粕を交互に重ねるようにして、樽に保存しました。

それが2019年7月でしたので、1年間いっさい手をつけずに寝かした結果、飴色の奈良漬けが完成しました。

 

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 ひとつ大失敗したのが、ザラメやみりんを酒粕に混ぜなかったことです。

そのせいでしょっぱい奈良漬けができてしまいました。
ザラメやみりんはしょっぱさを和らげるための大事な調味料だったようですが、私はなぜかそれらを混ぜていませんでした。

塩抜きの方法をググってみると、うすい食塩水(1%)に数時間浸ければ塩抜きができることを知りました。その結果、しょっぱさは消え、ようやくおいしく食べることができました。妻も実家に届けたようです。

最初の塩漬けがうまく成功していたようで、カリカリした歯ごたえのあるまずまずおいしい奈良漬けが食卓に載ることになりました。

すべて食べ終わるのにどれだけかかるかわかりませんし、仕込みに1年かかりますが、次はザラメを入れて試してみたいと思います。(でもそれでおいしいくできたなら、塩分は多いままになるので、どうなんだろう?)