遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

王位戦の福岡での勝負スイーツ「宮崎産完熟杏仁マンゴープリン」

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第61期王位戦七番勝負 第四局 “勝負スイーツ”

(写真:左) 宮崎産完熟杏仁マンゴープリン【数量限定】料金 600円(税別)

(写真:右) 八女産和栗のモンブラン【数量限定】料金 444円(税別)

場所 パン&ケーキ「ル プティパレ」

将棋の王位戦第四局が行われたのは、福岡市。将棋の王位戦第四局が行われたのは、福岡市。

王位戦はコロナ禍の中、主催の新聞社の本拠地を回り、愛知県(中日新聞)、北海道(北海道新聞)、兵庫県神戸新聞)、福岡県(西日本新聞)で開催された。

藤井二冠の4連勝で、5局目の開催予定地徳島県徳島新聞)での開催は実施されなかった。棋士たちが食べる「勝負メシ」のメニューの内容が、将棋の楽しみ方のひとつに定着して久しいが、タイトル戦は「おやつ」の時間が設けられていて「勝負スイーツ」への興味も尽きない。

今回の福岡での対局で、木村王位と藤井棋聖が注文した「勝負スイーツ」が写真付きでAbemaで紹介されたのだが、実においしそうだった。とりわけ私は、「宮崎産完熟杏仁マンゴープリン」がまさしく垂涎の的だった。

杏仁とマンゴーとプリンの組み合わせに勝てるアイディアは私には思いつかない。

ということで、福岡に行った時には絶対に食べに行こうと家人と話をしていたのだが、「数量限定」で「期間限定」のようなので、運が良ければ食べられるだろう。

それにしてもこの600円という料金(税別)は、予想の半分以下だった。勝負スイーツのもう一方のモンブランが444円(税別)だから、私は両方食べることを心に誓った。ちなみに、このスイーツを提供してくれたのは西鉄グランドホテルの「ル・プティパレ」というベーカリー。福岡の宿泊先と食事先もこれで決まったようなものだ。