きょう、YouTubeでベルリンフィルと共演した五嶋みどりと偶然の再会。
NHKで昔見たドキュメンタリー映像で、それは1995年のことだったときょうのYouTubeで判明した。
1971年生まれの五嶋みどりが24歳くらいの時にベルリンフィルと共演した際のドキュメンタリーということになる。
彼女の来し方と、当時の生活の様子、ベルリンフィルと指揮者の今は亡きクラウディオ・アバドとのリハーサルの様子がドキュメンタリーの前半。
後半は、ベルリンフィルの専用コンサートホールでのチャイコフスキーのバイオリン協奏曲の演奏の一部始終が収められている。
あのドキュメンタリーから、25年が経つ。現在、五嶋みどりが49歳、私が66歳。早すぎる時の移ろいに言葉もない。
この演奏会は、同時録音されてCD(冒頭の画像)にもなっている。のちに私はこのCDを購入した。
チャイコフスキーが作曲したバイオリン協奏曲はこれ1曲のみで、「チャイコン」と呼ばれてクラシックファンに親しまれている。
チャイコフスキーらしいメロディアスなこの美しいコンチェルトは、この五嶋みどりとベルリンフィルのドキュメンタリーを見て好きになった。
それ以上の説明は不要だが、彼女の演奏が終わって鳴りやまないベルリンのホールの拍手が、25年後の今も私の脳内で響いてる。