NHKはこの大事な時期の予算委員会をきょうも中継していない。
ニュースでも予算委員会の「肝」を伝えない。受信料返せ。
きのうの予算委員会では、黒川検事長の定年延長について、人事院給与局長が「法務省の法解釈」に平仄を合わせるために先だっての国会答弁を撤回した。
そのことに野党が立ち上がって抗議をするさなか、茂木敏充外務相が「帰れ!」と局長に指示する場面が以下のお方のツイッターで見ることができる。河野太郎防衛相もうつむいたままで局長に指示している。指示しているというか、「早く自席に帰れ、ぼやぼやするな馬鹿野郎!」という怒鳴りつけるような態度だ。「もともとおまえ(局長)が忖度しないからこんな騒ぎになってんだ!」という態度が見え見え。
局長が正直に答弁したことをひっくり返させたことがこのことからはっきり見て取れる。茂木も河野も、安倍と同じクズ閣僚である。
「帰れ!」茂木敏充の、早く席に戻れ、御指示がスゴイ~ pic.twitter.com/aZYZrwf8CH
— 五輪まで155日 (@xzjps) 2020年2月19日
また、例のANAホテル(ANAインターコンチネンタルホテル東京)が立憲民主党やメディアへ回答した宴会等の事務処理について、自民党はANAを呼び出して何か伝えたようで、ANAホテルは以後沈黙し始めたようだ。どうやら、自民党が呼び出したANAとは、全日空だったようで、傘下のホテルに忖度させるようにと恫喝したのかもしれない。
そんななか、籠池夫妻の裁判では、実刑判決(籠池泰典は懲役5年で執行猶予なし)が申し渡された。これは、「大阪市の補助金1億7千万円をだまし取った」という嫌疑の裁判だが、この件で片棒を担いでいたのは国(財務省・国交省)なのに、あまりにも重刑だと思う。
「安倍晋三記念小学校」を建設しようという籠池夫婦の思いから始まり、そのことに震え上がった官僚の忖度から発生した「森友事件」だということを、国民は再認識するべきであろう。