遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

自分のことを最も醜いと思っているのは自分/外見より中身

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2019年11月に、旅先で休止された木内みどりさん。私より3歳年長で、69歳で亡くなられた。
亡くなられてからネットでお見受けした晩年の彼女の写真は、髪の毛が真っ白で澄んだ目をしておられて、わずかにほほえんだ写真の表情から充実した老後を過ごしておられたことが垣間見える。

話は少しそれるが、久米宏のネット動画で、髪の毛がすっかり白くなった久米宏(75)が「国会本会議場を見て驚いたが、政治家はなんで髪が黒々としているんだ?」とその不自然さを指摘していた。心構えが不自然だから見かけが不自然なんだろう。

knock-knock.tokyo

木内みどり久米宏も髪の毛真っ白で、清々しく自然だ。しかも、若々しい。

近藤サト(51)も、染めることをやめてグレイヘアになってから、自然体で若々しくなったように感じる。

近藤サト世代の知り合いの女性で、髪を染めたことによるアレルギーで大変なことになったと言っていたことを思い出したが、いまなら「もう染めなくてもいいんじゃない?近藤サトカッコイイよ」と言ってあげられそうだ。

私の還暦になる身内は、髪が伸びるのが早くてしかもいつも白髪染めをしている。もうそろそろ染めるのをやめたら?と言っているのだが、そのタイミングが難しそうだ。「一旦グレーに染めて、そのあと放置すれば?」と提案したが却下された。いい案だと思ったのに残念だった。
私はなかなかロマンスグレーにはならない髪質で、その前に髪が全滅しそうで残念だ。

 

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また話が飛ぶが、Eテレで、秋吉敏子(なんともう90歳)と松坂慶子(67)が対談している番組を見た。(画像は、NYメトロポリタン美術館の二人)

普段の松坂慶子は若々しいし、ジャズピアニストの秋吉敏子にいたってはいまだにスーパーウーマンだ。身内と「二人とも顔を整形しているように見えない」などとしゃべりながらニューヨークでの二人の対談を見ていたのだった。

そういえば、久しぶりに和田アキ子(69)の顔を見て激変していてびっくりしたが、YouTube高須クリニックの息子の方が、そのことについてしゃべっていたが、あれはどうもうまく手術が成功していないようなことを言っていた。いずれにせよ不自然顔になっていた。

ということで、結論。

髪を染めたりカツラをかぶったり頬を膨らませるたりする整形は金と時間の無駄。

外見だけの話でいうと「自分のことをもっとも醜いと思っているのは自分」で他人はそれほど自分のことを醜いと思って見ていない。

それより、その言動や立ち居振る舞いや考え方はとても醜いよ!って思うことのほうが100万倍大切だ。