熊本地域医療センター(熊本市中央区)での奇跡。
2014年当時の院長が、残業を減らす工夫を考えた末、日勤の制服を赤、夜勤を緑にしたところ、年間一人110時間だった残業時間が初年度で半減したという。
2018年度には5分の1の20時間にまで減ったという奇跡。
対象は病棟の看護師約200人だったという。当時の院長は、攻守で分業が確立したアメフトにヒントを得たという。(アメフトの好守は、同じユニフォームだけど。)
かしこいアイデアだった。
制服の色を見て、自分の反対のシフト勤務の人との引継ぎがスムーズにいくという流れは、なるほどとよくわかる。
日本中の職場で、非効率なことがいっぱい行われていて、おびただしい時間が無駄に流れていると思う。私の乏しい経験からでさえも想像に難くない。
1日24時間、7時間睡眠して、通勤時間と労働(拘束)時間を足して10時間で、残りの自由時間が7時間。自由時間がこれくらいあっても誰も文句言わないでしょ。
総選挙のマニフェストにしてもいいくらいだと思う。