遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

映画「フード インク」安全で安心な少ない量の食べ物をゆっくり食べて長生きしたい

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トマトを多く収穫したいとYouTubeで勉強していたら、トマト栽培農家の人がトマトの花にホルモン剤をスプレーしているのに遭遇しました。このホルモン剤は、トマトの着果促進を目的に使用されます。

私はNHKの「野菜の時間」を参考にして野菜作りをはじめたので、ホルモン剤を利用するという概念は全くありませんでした。というか、できるだけ土と水と太陽で栽培する自然農法にしたいので、あまり化学製品は使いたくないと思っています。

きれいな粒ぞろいのスーパーで売られているトマトは、きっとそのほとんどがホルモン処理されているのでしょう。

先日、Amazon Prime Videoで見た「フードインク」とういうドキュメント映画。

遺伝子組み換えトウモロコシの飼料を食べさせられて、農場や牧草地ではなくきわめて不潔な「工場」で促成で育てられた牛や鶏や豚が、工場で加工されてファストフードの下処理工場へ流れていく。

                                   

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1ドルのハンバーガーを売って利益を得るためには、どういう工程で食べ物を作る必要があるのかを、この映画は教えてくれます。
その他さまざまな食べ物が、店頭に並ぶまでの秘密の工程も画面に示されます。

 

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昔ながらのやり方で牛肉を生産すると、売値が高くなることもこの映画で分かりますが、その分それを食べる回数を減らせばいいように思います。あるいは、例えば野菜ならできるだけ自分で栽培するとか(ベランダでもプランターで栽培できます)。

そして、産地や原材料の遺伝子組み換えの有無や成分などを、買う前に確かめる習慣を身につけたいと思いました。

安全で安心な少ない量の食べ物をゆっくり食べて長生きしたいものだとつくづく感じました。