スウェーデンの高校生で環境活動家グレタ・トゥンベリさん(16)は23日、米ニューヨークで開幕した国連(UN)気候行動サミットで演説した。
トゥンベリさんは、世界の首脳らが温室効果ガス排出問題に取り組まず、自分たちの世代を裏切ったと非難し、「よくもそんなことを」と怒りをぶつけた。
私たちはあなたがたを見張っています──これが私のメッセージです。
「私たちは大絶滅の始まりにいる。それなのに、あなた方が話すことと言えば、お金や永続的な経済成長というおとぎ話ばかりだ。よくもそんなことを!」
60代半ばの私の余生はあと10年~20年だろうが、自分の子供や孫のことを思うと心配でならないことがある。
一つは経済的なこと。飢えずにきちんと生きていけるだろうかという心配。
それと、自然災害のこと。地震や台風や洪水や灼熱地獄に傷つかないだろうかということ。
スウェーデンの16歳の少女トゥンベリは、地球温暖化阻止のために独りで立ち上がった。いまでは彼女を支持する同世代の世界中の若者が地球温暖化阻止のデモを繰り広げているのだ。
日本やアメリカやブラジルのトップが、「地球を絶滅」させる裏切り者の代表であろう。トゥンベリさんの主張するように、たった今から彼らを許してはなりませぬ。