遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

ムーラン・ド・ラ・ギャレット /ルノアール

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ムーラン・ド・ラ・ギャレット
 オーギュスト・ルノアール
 1874 Musee d'Orsay, Paris  オルセー美術館、パリ


パリで、1時間だけ美術館に居られるスケジュールを強要されたとしたら、

私は迷わず、否、ちょっと迷って、オルセー美術館に行くことにする。

http://www.musee-orsay.fr/ORSAY/orsaygb/html.nsf/By+Filename/mosimple+collect+selection+index?OpenDocument

もし、入場のための行列時間も1時間に含まれるとするなら、
カルトミュゼ1日券を購入する。

「カルトミュゼでパリの美術館巡り」 http://blogs.yahoo.co.jp/tosboe51/4644103.html
http://www.carte-musees-japon.com/


オルセーでは、

ルノアールの「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」で
幸せになる。

私は、パーティやこういう場所は苦手である。
お喋りは大好きだが、ダンスは上手く踊れない。

でも、こういう幸せそうな人達を見るのは大好きである。

131×175cm のカンバスに陽光がみなぎり、幸福感が漂っている。


ルノアールは、最期まで、陽気で美しい絵を描きつづけた。


「芸術が愛らしいものであってなぜいけないんだ?

世の中は不愉快なことだらけじゃないか」



彼のことばは、まさに私のブログのテーマである。