遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

#ブックレビュー

今週 書評で取り上げられた本(7/5~7/11 週刊10誌&朝日新聞+ダ・ヴィンチ)全110冊

毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。「今が旬のAクラスに属する逸品」といえるおすすめ品です。書評の内容については各誌をご覧ください。 今週の書評本(◆媒体→タイトル・著者・出版社・税込価格) ◆朝日新聞:7月10日 19…

今週 書評で取り上げられた本(6/28~7/4 週刊10誌&朝日新聞)全119冊

毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。「今が旬のAクラスに属する逸品」といえるおすすめ品です。書評の内容については各誌をご覧ください。 第165回直木賞と芥川賞の候補作が発表されました。直木賞の候補にはメディアの書評…

直木賞の西條奈加「心淋し川(うらさびしがわ)」を読みました

心淋し川 西條奈加 集英社 2021年1月に発表された第164回直木賞の受賞作、西條奈加の「心淋し川(うらさびしがわ)」を読んだ。 時代は江戸、いまの東京の根津・千駄木に近い「心町(うらまち)」という架空の下町が舞台の物語。 根津といえば私にとっては「…

今週 書評で取り上げられた本(6/21~6/27 週刊10誌&朝日新聞)全84冊

毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。「今が旬のAクラスに属する逸品」といえるおすすめ品です。書評の内容については各誌をご覧ください。 先日、こんなツイートを目にした。◆佐藤一光@kazzuaki最悪な話を聞いた。ある民間…

今週 書評で取り上げられた本(6/14~6/20 週刊10誌&朝日新聞)全106冊

※毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。「今が旬のAクラスに属する逸品」といえるおすすめ品です。書評の内容については各誌をご覧ください。 今週の書評本(媒体→タイトル・著者・出版社・税込価格) ◆朝日新聞:6月19日 28…

今週 書評で取り上げられた本(6/7~6/13 週刊10誌&朝日新聞)全110冊

毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。「今が旬のAクラスに属する逸品」といえるおすすめ品です。書評の内容については各誌をご覧ください。 今週ご紹介する書籍は全110冊ですが、毎週毎週さまざまな媒体でいろんな本の書評が…

今週 書評で取り上げられた本(5/31~6/6 週刊10誌&朝日新聞+α)全115冊

毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。「今が旬のAクラスに属する逸品」といえるおすすめ品です。書評の内容については各誌をご覧ください。 今週の書評本(媒体→タイトル・著者・出版社・税込価格) ◆朝日新聞:6月5日 29冊 …

今週 書評で取り上げられた本(5/24~5/30 週刊10誌&朝日新聞)全112冊

毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。「今が旬のAクラスに属する逸品」といえるおすすめ品です。書評の内容については各誌をご覧ください。 「10~20代の約半数、ほぼテレビ見ず」というニュースを目にしましたが、若者は本…

今週 書評で取り上げられた本(5/17~5/23 週刊10誌&朝日新聞)全106冊

毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。「今が旬のAクラスに属する逸品」といえるおすすめ品です。書評の内容については各誌をご覧ください。 本の紹介をしているくせに、ここ2カ月ほどは読書生活とは程遠い生活になっています…

今週 書評で取り上げられた本(5/10~5/16 週刊10誌&朝日新聞)全106冊

毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。「今が旬のAクラスに属する逸品」といえるおすすめ品です。書評の内容については各誌をご覧ください。 日本の劣化は、毎日毎日出版される書籍のタイトルからもうかがい知ることができる…

今週 書評で取り上げられた本(5/3~5/9 週刊10誌&朝日新聞+ダ・ヴィンチ)全44冊

毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。「今が旬のAクラスに属する逸品」といえるおすすめ品です。書評の内容については各誌をご覧ください。 今週、週刊誌は大型連休のための休刊が多くて紹介本は少なくなりました。 なので、…

「読んだふりをしたことがある本特集」

◆IDEAFUL 嫉妬レベルの世界のアイデア電球@KENJIRO_SS「読んだふりをしたことがある本特集」本屋さんのコピーが秀逸すぎて表彰したいレベル。これを突きつけられたら買っちゃいそう。 ↑このツイッターは、実に4万件のいいねで称えられていました。たしかに「…

今週 書評で取り上げられた本(4/26~5/2 週刊10誌&朝日新聞)全77冊

毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。「今が旬のAクラスに属する逸品」といえるおすすめ品です。書評の内容については各誌をご覧ください。 上の画像左「レンブラントの身震い」は、今週2誌で取り上げられた新潮クレスト・…

今週 書評で取り上げられた本(4/12-4/18 週刊10誌&朝日新聞)全123冊

毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。「今が旬のAクラスに属する逸品」といえるおすすめ品です。書評の内容については各誌をご覧ください。 今週の「週刊現代」の書評に取り上げられていた「瞳の奥に」というミステリ小説。…

上間陽子の「海をあげる」を読了しました!

海をあげる 上間 陽子 (著) 筑摩書房 2020年秋に上梓された上間陽子のエッセイ「海をあげる」のご紹介。 書評やツイッターで「読むべし」との意見が多かったので「読みたい本」に並べておいて、半年後のいま読了した。 本書は、上間が「webちくま」で連載し…

今週 書評で取り上げられた本(4/5-4/11 週刊10誌&朝日新聞+α)全113冊

毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。「今が旬のAクラスに属する逸品」といえるおすすめ品です。書評の内容については各誌をご覧ください。 いまはもっぱら図書館で本を借りて読んでいる私ですが、60歳前の現役時代は本は買…

今週 書評で取り上げられた本(3/29-4/4 週刊10誌&朝日新聞)全109冊

毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。「今が旬のAクラスに属する逸品」といえるおすすめ品です。書評の内容については各誌をご覧ください。 毎週100冊前後の書籍のタイトルを紹介していますが、本自体はもちろんその書評さえ…

今週 書評で取り上げられた本(3/22-3/28 週刊10誌&朝日新聞)全94冊

毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。「今が旬のAクラスに属する逸品」といえるおすすめ品です。書評の内容については各誌をご覧ください。 ツイッター投票による本好きが選ぶ「Twitter文学賞」がいったん終了し、同じ形式で…

今週 書評で取り上げられた本(3/15~3/21 週刊10誌&朝日新聞)全120冊

毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。「今が旬のAクラスに属する逸品」といえるおすすめ品です。書評の内容については各誌をご覧ください。 今週のご紹介の書評本の数は120冊に上りました。素晴らしい数字だと思います。 そ…

小説「日没」/エキサイティングでスリリングな桐野ワールド

日没 桐野 夏生 岩波書店 久々に桐野夏生を読んだ。 本作はディストピア小説として話題になっていたが、次々と問題作を発表する女性作家の主人公が「療養所で治療」されるお話。 キューブリックの名作映画でマイベスト50以内に入る「時計仕掛けのオレンジ」…

今週 書評で取り上げられた本(3/8~3/14 週刊10誌&朝日新聞)

毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。「今が旬のAクラスに属する逸品」といえるおすすめ品です。書評の内容については各誌をご覧ください。 「一時間、幸わせになりたかったら酒を飲みなさい。三日間、幸わせになりたかった…

今週 書評で取り上げられた本(3/1~3/7 週刊10誌&朝日新聞+α)

毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。「今が旬のAクラスに属する逸品」といえるおすすめ品です。書評の内容については各誌をご覧ください。 「在学中に本を100冊読もう」を合言葉に、全国の大学生協が「読書マラソン」運…

「藤井聡太のいる時代」に生きていてよかったと思える一冊を読みました

2016年、日本将棋連盟は将棋ソフト不正使用疑惑騒動で自爆しそうだった。スマホ経由でAIを参照してカンニングしていると、ある棋士が疑われた騒動だった。 当時の私は、疑われた棋士は無実だと思っていた。そんなイカサマをして勝利しても、自分の心の傷を何…

今週 書評で取り上げられた本(2/22~2/28 週刊10誌&朝日新聞)

毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。「今が旬のAクラスに属する逸品」といえるおすすめ品です。書評の内容については各誌をご覧ください。 通勤時や外出時に、自宅にスマホを忘れても悔やみませんが、読みかけの本(いつも…

今週 書評で取り上げられた本(2/15~2/21 週刊10誌&朝日新聞)

貧しい時代と家庭に育った私ですが、それでも時々本を買ってもらえることがありました。小学校2年生の頃だったか、2学年くらい上の児童用の日本の歴史の本を買ってもらいました。スサノオノミコト、源義経、佐野源左衛門(「鉢木」のモデル)、那須与一、新…

伊与原新の小説「八月の銀の雪」を読んで幸せになる

八月の銀の雪 伊与原 新(著) 新潮社 本書「八月の銀の雪」は5つの短編からなる。 息苦しい生活をするそれぞれの短編小説の主人公たちは、「地球の内核」「クジラ」「伝書バト」「珪藻」「凧」などの生物・科学的素材とそれにまつわる人物たちと出会って再…

宇佐見りんの「推し、燃ゆ」(芥川賞受賞作)を読みました

推し、燃ゆ 宇佐見りん (著) 河出書房新社 先月、164回の芥川賞を受賞したばかりの宇佐見りんの「推し、燃ゆ」を読了。 表紙の雰囲気は私向きではないと感じていたのだが、書評に取り上げられたり文学系YouTuber界隈で好評だったので、芥川賞候補になる前に…

今週 書評で取り上げられた本(2/1~2/7 週刊10誌&朝日新聞)

毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。書評の内容については各誌をご覧ください。 このコロナ禍で書評本で頻繁に取り上げられる話題の人物が、台湾の閣僚でITの申し子オードリー・タン。 ご存じのとおり、台湾はニュージーラ…

今週 書評で取り上げられた本(1/25~1/31 週刊10誌&朝日新聞)

毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。書評の内容については各誌をご覧ください。 今週の冒頭の画像は、この一か月くらいに各メディアの書評欄に複数回紹介された注目本(?)です。 「国道16号線」は、関西人にはなじみのな…

東アジアの悲しみが詰まった小説「パチンコ」を読了!

パチンコ (上・下) ミン・ジン リー (著), 池田 真紀子 (翻訳) 文藝春秋 「ベストセラーで読み解く 現代アメリカ」という本で紹介されたのが「パチンコ」。一目で、在日朝鮮人を扱ったものと分かるタイトルだった。素晴らしいことに、日本語に翻訳されて上…