遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

美術

「今日完全に服装ミスった、肌寒いわ〜」と愉しい『受胎告知』

サイゼリアには名画か掲げられているそうですが、上の名画を見てツイートをした方がいて話題になっています。 ◆ありま 重版決定! @arimama_umaumaサイゼで見た絵のタイトルが知りたい。「今日完全に服装ミスった、肌寒いわ〜カーディガンほしいわ〜」って話…

Youtube でも見られる「ゲルハルト・リヒター展」

Youtubeの「ポリタスTV」で東京国立近代美術館で現在開催中(10月2日まで)の「ゲルハルト・リヒター展」を紹介していました。 ゲルハルト・リヒター(Gerhard Richter, 1932年2月9日 - )は、ドイツの画家で、彼を知ったのはわりと最近で、コロナ禍のなか…

快適空間「通いたくなるミュージアム」

今発売中のBRUTUS(ブルータス) 2022年 8月1日号 No.966の特集は [通いたくなるミュージアム]です。 私はネットマガジンで少し見ましたが、全国の博物館や美術館の情報が載せられていて、まさに「通いたくなるミュージアム」が見つけられると思います。 40年…

アンディ・ウォーホルの「ショット・セージブルー・マリリン」

上は先日史上最高額(230億円)で落札された、アンディ・ウォーホルの「ショット・セージブルー・マリリン」という作品。 モデルはマリリン・モンロー(1926 - 1962)で、彼女が亡くなった直後に書かれた作品です。マリリンの写真をもとに色違いバージョンな…

藝大・美大に合格された皆さま おめでとうございます

今年度 藝大合格者の石こうデッサン Twitterのタイムライン(TL)に、「東京芸術大学・美術学部・絵画科・油画専攻に合格しました」というのが流れてきました。(その方のデッサンが上の画像) すごい!と思わずうなってしまいました。3月15日に合格発表があ…

日本の至宝と呼べるコレクションー大阪中之島美術館 開館記念展が開催されます

大阪中之島美術館がようやくオープンします。 大阪市所蔵の6000点のコレクションのために、待たれていた美術館建設は、計画から40年を経て来月オープンを迎えます。 開館記念の展覧会が、「2022年2⽉2⽇(⽔)– 3⽉21⽇(⽉・祝)」の帰還で開催されます。 …

大阪市中之島の至宝・図書館、中央公会堂、バラ園、東洋陶磁美術館

上の瀟洒な内観は、大阪府立中之島図書館で、どなたかがTwitterでアップされていました。 この図書館の開館は1904年だそうで、ネオ・バロック様式の壮麗な外観もみごとな建築物です。 この建物のお隣の、1913年に建てられた大阪市中央公会堂も、荘厳なたたず…

全山紅葉/東山魁夷の「秋翳(しゅうえい)」

本日ご紹介する日本画は、東山魁夷(1908-1999)の「秋翳(しゅうえい)」(1958年、東京国立近代美術館蔵)です。 先日秋のスナップ写真を投稿しましたが、そこでかつて記事にしたことのあるこの一枚を思い出しました。 山頂だけをクローズアップにした燃え…

地下鉄内で見知らぬ人を描き感謝感激されるユーチューバー

ニューヨークの地下鉄車内で、乗客の似顔絵を描くYoutberの動画が私へのおすすめ動画にあり、偶然に見ることになりました。 向かいに座った乗客のほとんどがスマホを見たり本を読んだりしてるので、うつむき顔の絵が仕上がるのですが、完成作品を本人にプレ…

街角のアートギャラリーのリアル動画がなごみます

YouTubeに、街角の展覧会会場内をただただ歩きながら録画して、リアルな会場(作品とざわめき)を紹介してくれるチャンネルがいくつかあります。 街角の歩道を向いた一枚の狭いドアを抜けると、広い会場がその先にあって、多くの人で込み合っています。その…

伊東若冲の作品がついに国宝に指定されました

伊東若冲の作品がついに国宝に指定されました。 《今回、国宝に指定するよう答申されたのは、かつて皇室が所有し、現在は三の丸尚蔵館が収蔵する5件で、高階隆兼《絹本著色春日権現験記絵》(二十巻)、紙本著色蒙古襲来絵詞(二巻)、狩野永徳《唐獅子図》…

紫陽花郭公図(あじさいほととぎす ず)/与謝蕪村

紫陽花郭公図 与謝蕪村 作 俳句と文人画と書と篆刻を一人でできてしまう天才、 与謝蕪村。 アジサイが見上げるとホトトギスが往く。 のどかな梅雨時の風物詩的な俳画とは裏腹に、 激しい情念を感じる俳句のギャップに、 老いて京都の芸者と恋に落ちたという…

追悼・感謝 安野光雅画伯

画家の安野光雅さんがお亡くなりになった、謹んでご冥福をお祈りいたします。 小学生低学年の頃、当時の日本教育テレビ(NET=Nippon Educational Television・現テレビ朝日)だったかで、小学生向けの図画工作の夏休み番組みたいなのに出てくるおじさんが安…

年暮る/東山 魁夷

「年暮る(としくる)」 東山 魁夷 上の画像は、東山魁夷の「年暮る(としくる)」という名作(山種美術館・所蔵)。 39歳のときの作品「残照」で世にはじめて認められた東山は、遅咲きの人であった。 そして、自他共に認められる高みに達したかという55…

大阪市の至宝、佐伯祐三「郵便配達夫」、モディリアーニ「髪をほどいた横たわる裸婦」

2021年完成予定の「大阪中之島美術館」(完成予想図)、左手前のステンレス製モニュメントと建物は「国立国際美術館」 以下の記事は、2011年に私が書いたもので、大阪市の北区は中之島にある国立国際美術館での「中之島コレクション」を見た時のもの。この「…

祝・某市の公募展(油彩)に初入選

私、キャリア2年6か月の日曜画家。このたび某市の公募展に初応募し、入選を果たしました。応募した作品は、プライバシー等諸般の事情でお見せできません。(上の画像は私の別作品。) 通っていた油彩教室が中止になり、年度末の「卒業制作」として描き始めて…

写真集「ソール・ライターのすべて」の涼やかな風

ソール・ライターのすべて 青幻舎 2017年に日本で写真家のソール・ライターの回顧展が開かれ、Eテレの「日曜美術館(日美)」で取り上げられた。その時初めてソール・ライターを知った。 その頃に本書は刊行された。 日美では多くの写真が紹介されたが、本書…

ああまぼろしの「コートールド美術館展」(神戸展)

上は、幻の展覧会になってしまった「コートールド美術館展」のポスターです。 この美術展は、1年以上前から楽しみにしていたので、新型コロナで開会が遅れたころも、6月21日までチャンスは残っていると思っていたのですが、残念ながらずいぶん前に開催中止が…

日曜画家の自粛期間中の油絵作品

上の画像は、日曜画家の私の作品です。 数年前にはじめって買ったキャンバスに油絵の具で描きました。サイズがF6号(41×31.8㎝)の小さめの油絵です。 実は、全く別物の元の絵(2年前に描いた失敗作の風景画)を塗りつぶして、こんな絵に仕上げました。この…

外出自粛のGWにお勧めドキュメンタリー映画4本

イン・ヴォーグ:ザ・エディターズ・アイ 60分 2012年ファション界随一の影響力を誇る「ヴォーグ」の紹介を通して、この雑誌の120周年記念を祝う。時代を代表する編集者たちの視点から語られたこの映画は、ファッション、フォトグラフィー、フェミニズムの一…

新型コロナウィルスで絵画教室閉幕(涙)

完成までもう少しの日曜画家作品 昨日は、2年ぶりの高校クラス会。近所に住む同級生女に家まで車で送ってもらって帰ってきたら、哀しいお知らせが一件。 今年度の絵画教室、残り数回を残して教室を閉鎖するとのこと。新型コロナウィルスの蔓延・感染を防ぐた…

日曜画家の抽象風景画

水彩絵の具によるスケッチです。 上の水彩スケッチをモチーフに、抽象画にするための下書きがこれです。 これも水彩ですが、水彩に適した紙ではなかったためシワやにじみが出ています。 これをモチーフにして、油彩のための習作をえんぴつで数枚描きました。…

「表現の自由」を守るためには覚悟と準備が必要だ

あいちトリエンナーレの企画展「表現の不自由展・その後」。私はいい企画展だと思ったし、中止などしなくてもよかったと思っている。 今回の騒動で、最も客観的に論評していたのが、10日(土)の朝日の宮台真司の論評だった。クレームをつけ騒ぐ世間の動きは…

#あいちトリエンナーレを支持します

1日から開催されている芸術祭「あいちトリエンナーレ」で「「表現の不自由展・その後」コーナーに出展された平和の少女像が「検閲」にあって撤去されるかもしれない事態に陥っている。 表現の自由は、ヘイトや差別や殺戮者を賛美するようなものを除いて「何…

今日は政治を選べる日/参院選2019

私は20歳以降の45年間、どんな選挙でも棄権したことがありません! 投票したくない候補者ばかりだったこともありましたが、それでもよりましな選択をしてきました。 今日は夕方に、散歩がてらに投票に行ってきます。

未来への思いを響かせます!/京アニ

NHKの朝ドラ「なつぞら」、主人公たちは今東洋動画で「ヘンゼルとグレーテル」のアニメを製作中。 その製作スタッフには、高畑勲がモデルの演出家の坂場一久(画像右から3人目)や、宮崎駿がモデルの神地航也(左端)など若き日の日本アニメ界の天才たちが集…

昭和初年のモダンなポスター/松竹座

先日訃報が届いた京マチ子さんが所属されていた「OSK日本歌劇団」についてウィキペディアで読んでいたら、上の右のポスターが掲載されていました。 このポスターは、1930年(昭和5年)の大阪ミナミは道頓堀松竹座の「松竹大レヴュウ」のポスターです。ほぼ90…

ノートル・ダムの眺め/アンリ・マティス

ノートルダム寺院の火災に関連してどなたかがアップしていた画像で、この作品を初めて知りました。 アンリ・マティスが描いた「ノートル・ダムの眺め」という作品です。 制作されたのは1914年ですから、すでに100年を経過していて、ニューヨーク近代美術館に…

福沢諭吉は通り過ぎ、渋沢栄一はやって来ず

私が生まれたころはまだ一万円札(昭和33・1958年発行)と五千円札(昭和32・1957年発行)がなかったのだが、物心ついてからは聖徳太子の一万円札が出回り始めたころ。 そして、40年ほど前の初任給は封入された現金で聖徳太子を何枚かもらった。 1984年に福…

油絵教室に1年通いました

地元の市民講座の油絵教室に1年間通いました。65歳で人生初めての習い事で、まさに「60の手習い」でした。 上の作品は、10号(サイズ53㎝×45㎝)キャンバスに描いた静物画です。 アトリエの倉庫から、何種類かのオブジェを引っ張り出してきて無造作に置かれ…