遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ネフェルティティ/マイルス・デイビス

このアルバムは1967年の録音、 私は1973年にレコード店でバイトを始めた。 当時、マイルスのアルバムを買うためには、 10時間以上もの時間給をつぎ込まなければならなかった。 ところが、いまこのアルバムは690円で買えるのである、 いまの学生…

雨ニモマケズ/宮沢賢治

以前にもこの詩を紹介したことがあるが、 私も「ソウイウモノ」になりたいといつも思っている。 雨にも負けず 風にも負けず 雪にも夏の暑さにも負けぬ丈夫な体を持ち 欲はなく 決して瞋(いか)らず いつも静かに笑っている 一日に玄米4合と 味噌と少しの野…

葉で見わける樹木/林 将之

葉で見わける樹木 林 将之 小学館 樹木には興味深々なのだが、その名前がよく分からない。 田舎育ちなのにその知識たるやひどいもので、 神事にはサカキ、仏事にはシキミが付き物なのだが、 その違いがわからないので、粗相をしそうなほどである。 公園を歩…

熊取六人衆/京大原子炉実験所”異端”の研究者たち

「なぜ警告を続けるのか〜京大原子炉実験所・”異端”の研究者たち〜」 大阪府熊取町にある京都大学原子炉実験所。ここに脱原発の立場から活動を続けている”異端”の研究者たちがいる。原子力はわが国の総発電電力量の3割を供給するまでになったが、反面、中越…

We are the world

We are the world アーティスト名&歌詞付 http://www.youtube.com/watch?v=wXTcV0F4Dm0 1985年3月発売の、「 We are the world 」、 もうあれから26年!も経ったのか。 この曲のメイキング・ビデオを、当時私の婚約者が持っていて、 私の職場で、た…

2011年の桜/京都~長浜~大阪

2011年の桜 うちの奥さんの九州のお友だちは、桜か紅葉のシーズンに京都によくお越しになる。 介護のお母さまをショートステイに預けて、 寸暇を惜しんで今年は桜のシーズンにやって来られた。 上の画像は、桜見物に同伴したうちの奥さんの撮った写真。 今回…

ドボルザーク;「新世界より」/トスカニーニ

画像は、パリのユネスコ本部で行なわれた、 東日本大震災の被災者を支援するチャリティーコンサートのもようである。 パリ国立高等音楽院などで学んだ日本人音楽家らの呼びかけで、 フランスを代表するオーケストラのメンバーを含む約110人が結集。 犠牲…

ブラームス:ドイツ・レクイエム/カラヤン

ブラームス:ドイツ・レクイエム 3月11日、震災の朝の駅のホーム、 「111 Years of Deutsche Grammophon」の、 黄色い方のボックスに入っている黄色い表紙のブックレットを持って、 電車待ちの列に並んでいる若い女性を発見。 そのブックレット、満員電車…

ソーサラー/マイルス・デイビス

「マイルス・デイビス自叙伝」によると、マイルスがウェイン・ショーター、 ハービー・ハンコック、ロン・カーター、トニー・ウィリアムスに寄せる信頼感は 大変なものであった。 オレはバンドのために曲を作る必要がなくなった。彼らが書いてから、演奏に合…

ケーブルボックス/バッファロー

テレビ裏が壁に面していなくて、ごちゃごちゃしたケーブル類が目について、 気持ち悪かったのですが、ケーブル・ボックスでスッキリしました。 任意の長さに切ってコードをまとめるマジックテープも同時購入しました。 このボックス、ネットで買い求め、届い…

マイルス・デイビス自叙伝/マイルス・デイビス

マイルス・デイビス自叙伝〈1、2〉 マイルス デイビス 、クインシー トループ (著), 中山 康樹 (訳) (宝島社文庫) 1973年に2度目の来日を果たしたマイルス・デイビス、 その公演の模様は、NHKがほぼリアルタイムで放送したのであった。 その放送を見…

目覚しデジタル電波時計/カシオ

電波時計の時刻合わせのためのデジタル信号の発信局が、 福島県大鷹鳥谷山(おおたかどや山)と佐賀県羽金山(はがね山)の山頂にある。 このたびの震災による原発事故の関係で、福島県の発信局は無人になったままで、 九州の電波が届かないところは、電波時…

ようやく春の兆し

我が家の庭の今日の様子です。 まだ肌寒いのですが、我が庭は、ようやく春の息吹が感じとれる今日この頃です。 最上段左から、 ■ビオラ 正月から咲き続ける黄色いビオラ。隣のミニ葉牡丹は、とうが立っています。 ■クリスマスローズ。 大きな株になってきま…

キリッと生きてキラッと輝く

来し方を振り返れば、就職が大きな節目だったと思う、 もう30年以上前のことだけど。 結婚だとか親になったこと以上に、 就職したことが私にとっては強い大きな節目だった。 学生のうちは、社会全体に育ててもらっていたような、 何をしても少しは多めに見…